たるたるそーす

気の弱い主婦の備忘録。日常で経験したことをシェアしています。

統合失調感情障害【発症~現在】

はじめまして。沙夜子です。

 

現在28歳、専業主婦です。ちょっと前までパートをしていました。

20歳の時に、統合失調感情障害を発症しました。

 

1. 統合失調感情障害とは

 

そもそも統合失調感情障害ってなんぞや?

と思われる方もいらっしゃると思います。

 

統合失調感情障害(とうごうしっちょうかんじょうしょうがい、英: Schizoaffective Disorder)は、精神障害の一つである。統合失調症の症状に明白な躁病あるいはうつ病の症状の両方が同時に混在しており、永続的な欠陥を残さず寛解する傾向を持つが、再発しやすい。非定型精神病と混同されやすいが、同一の概念ではない。

引用元:Wikipedia

 

統合失調症気分障害を伴うもの」と認識しています。

 

具体的に私の例としては、幻覚や妄想を伴う急性症状(陽性症状)を経て、その後、やる気がなくなったり、口数が減るなど抑うつの症状(陰性症状)が出現しました。

 

2.病気に至った経緯

 

私が大学2年生の時です。当時、とても活発に活動していました。

学内の小規模なファッションショーの出演、フリーペーパーの読者モデル、パーティへの参加、パブでのバイト、ガールズ居酒屋でのバイト、TOEICの勉強…など休む間もなく動いていました。

 

「目立ちたい!!有名になりたい!」そんな気持ちが毎日の原動力でした。

 

ですが、気がつけばそんな欲求が溢れ出すあまり、過剰な行動に出ていました。

友達を傷つけたり、睡眠を削ったり、食事をおろそかにしたり、ブログに載せる為の高級な食事を当時の彼氏に無理に奢らせたりなど、自分や他人を大切に出来ていない状態だったと思います。

 また、先述したバイト先だったガールズ居酒屋はのちに摘発されてニュースにもなりましたが、店長がいわゆるルールなどを守らない人でその事に対してはかなり苛立っていました。

 

そんな中、私は当時の彼氏に振られました。

 半同棲といってもいいくらい、付き合っていた1年半はずっと一緒にいました。

 今は一応駆け出しの俳優としてやっているくらいのイケメンで、めちゃくちゃ優しくて、とても気が合う方でした。

 

そんな彼氏を失ってから、歯車が狂いだしました。

 

 

ある朝目覚めたら、とてつもない不安感、見張られている感じ、

もう少しで世界が破滅するといった類のひどい妄想に襲われました。

 

気づいたら、街中で大声で叫んでいました。

不幸中の幸い、友達をその場に呼んでいたり、元彼も来て、異常事態を目の当たりにした彼らが救急車を呼んでくれました。

 

そして入院しました。

鍵がかけられた部屋で、トイレ(便器)も部屋の一角にあります。

多分監視カメラもあったと思います。いわゆる閉鎖病棟に入院していました。

 

入院はさほど長くなく、2週間程度で退院する事が出来ました。

 

3. 病気の症状

先ほどお話しした内容が、陽性症状です。他人が見ても明らかにおかしいと判断出来る症状です。

 

一番、私がつらかったのは、その後の「陰性症状」です。やる気が出ない、元気が出ない、感情が湧かないなどです。人ともうまく話せなくなりました。他にも身体が異常に疲れやすかったりします。

 

他人から見たら、病気の人だと分からないかも知れませんが、本人にとっては「今までの自分とは違う」ので、相当な苦しみでした。

 

元気で、行動的な自分はどこへ行っちゃったんだろうと、何度も思いました。

 

離れていく友達もいました。

 

4. 急性症状の再発

陰性症状がなかなかよくならない為、色々な薬を試していました。

そんな中、ある薬(すみません、名前は覚えてません)を服用を始めたら、妙に元気になり、頭の回転も良くなり、お!調子いい!と思ったのもつかの間、あっという間に思考回路がおかしくなり、気づけば再度入院していました。

 

その時も、入院期間は短く、妄想などの症状はすぐにおさまりましたが、また陰性症状と闘う日々が始まりました。

 

5.現在の症状

 

長い間、陰性症状に苦しんでいましたが、5年前、とても身体に合う薬(ロナセンリフレックスワイパックス)が見つかり、現在は以前に比べ、気楽に毎日が過ごせています。

 

合う薬が見つかったとはいえ、身体がだるかったり、不安が強い日があったりと、体調が常に良いわけではありません。

 

雑記ブログとして様々な内容を配信していこうと思いますが、メンタルに良かった食べ物や運動、考え方などもシェアしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。