たるたるそーす

気の弱い主婦の備忘録。日常で経験したことをシェアしています。

統合失調感情障害の私がブラック企業で4年間勤められた理由

こんにちは。沙夜子です。

今日も涼しくて過ごしやすいですね。

 

今回は、統合失調感情障害の私の会社員時代の話を書こうと思います。

 

1. なぜブラック企業に就職したか

簡潔にいうと、就活が上手くいっていなかったからですね。笑

当時、まだ合う薬に出会っていなくて、本当に精神ボロボロでした。

特に、グループディスカッションが全然上手くいきませんでした。

話の流れについていって適切な発言をする事が難しかったです。

GDなくても、面接では上手く話せなくて全然進めず…。

 

そんな時に、地元の会社で、堅実そうな会社を見つけました。

合同会社説明会での担当者の感じも凄くよくて。

いわゆる中小企業で、土曜日は隔週で出勤の会社でした。

全然有名な企業ではないし、条件もとても良いわけではないけど、

なんとなく惹かれ、試験を受けました。

 

その試験の時に、工場内を案内して頂きましたが、

人が良さそうな方ばかりで好感を持ちました。

 

試験内容は面接1回、筆記テストがありました。

社長面接はあると書いてあったのになぜか私はなかったです。笑

 

そして無事に合格する事が出来ました。

 

2. どの辺がブラック企業なのか

 

まず、先述したように土曜日は隔週で出勤なので、年間の休日は100日以下です。

ちなみに、女性は基本的にないですが、男性は1か月休みなく働いている方もいらっしゃいました。

また、女性も含め、土曜+日曜出勤の日もありました。

残業についても「会社に住んでるんじゃないか?」という程、深夜~明け方まで

いらっしゃる方もいました。

私も最長で深夜0時まで残業する事もありました。

 

「働かせすぎ」がこの企業がブラック企業と言われる所以です。

 

3.仕事内容

 

私は営業部所属で、営業事務をしていました。

見積書を作成したり、修理部品の手配、電話・メールのやり取り、その他多様な業務を行っていました。

元々パソコンが好きで、また、B to Bの企業だったのでお客さんもとても優しく

電話やメールも苦痛ではありませんでした。

そもそも社会人生活スタートする前に「合う薬」が見つかったので、

順調に仕事が出来ていました。

 

また、営業部の上司(全員役職持ち)は業務の指示が適当だったり

仕事丸投げなどもちろんイライラする事はありましたが、

皆さん面白いし、いじってくれるし、優しかったので、

同期にも「営業部は家族みたいだね」と言われていました。

 

3. 病気の状態

 

入社したては、むしろ元気になったくらいでした。

会社の人が皆優しくて、構ってくれたので…

 

ですが、年数が経つと共に、色々な業務が増え、他部署からも仕事を依頼されるようになったり、新しいプロジェクトにも参加したりと

とにかくやる事が増えてしまい、だんだんと疲労が溜まっていきました。

 

4. なぜこの会社を辞めたか

 

昨年結婚し、仕事と家事の両立が大変だったのと

あとは妊活をしたかったからです。もちろん疲労が溜まっていた事もあります。

 

妊活するには、薬を減薬・断薬しなければならなかったので…

この仕事は、薬を飲まずには続けられないと考えました。

 

上司は私が辞める事をとても悲しんでいました。

 

この病気を患いながら、休みの少なく、残業の多いこの会社で働く事が出来たのは、

 

会社の雰囲気が良かったから。

人が優しかったから。

 

全体的にゆるい雰囲気だったんです。

あとは、薬のおかげですね。

 

たくさん褒めてくれる上司もいたので、自分に自信がつきました。

世間的には、ブラック企業だけど、私は勤めてよかったなと思っています。

 

そして、この会社を辞めた後に薬を飲まなくても続けられるパートを探すわけですが…

色々大変でした。

 

この事は、また書きますね。