たるたるそーす

気の弱い主婦の備忘録。日常で経験したことをシェアしています。

メンヘラがパブで働いていた話

こんにちは。

 沙夜子です。

 

今日も暑いですね。

車のハンドルが熱くて握れません。

 

今日は、私が大学生の時に働いていたパブでのバイトについてお話ししようと思います。

 

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※イメージ画像です。

 

結論から申し上げると、心の弱い方は、

パブ(水商売)で働く事はおすすめ出来ません。

 

その理由を述べていきたいと思います。

 

1. そもそもなぜパブで働く事になったか

 

当時、私は大学1年生でした。

病気になったのが、大学2年生の夏なので、発病前ですね。

 

パブで働く前は、家庭教師のアルバイトをしていたのですが、

勤務地が遠く、またもっと稼げる所に行きたいと思っていました。

 

そんな時に、インターネットのアルバイト情報サイトで見つけたのが、ここの仕事。

もちろん「パブ」「スナック」など水商売だとは書いてありませんでした。

ただ、なんで飲食店で 時給1600円 なんだろう…とは思いました。

 

普通、なんか怪しい、と思うのが普通なのですが、

当時の私は今よりももっとおバカさんだったので、気にせず面接に行きました。

 

そこでここの仕事は水商売だと知りました。

お店のマスターがとっても良い方だったので、そんな事は特に気にならず、

とりあえずやってみようと気軽な気持ちで始めました。

 

2. パブでの仕事内容

 

基本はお客さんとお酒(ジュース)を飲みながら、お喋りする事です。

あとはカラオケを歌ってもらったり、デュエットをしたり、逆に一人で歌わせてもらったり…

 

こう書くと「え、こんな簡単な事で時給1600円!?超楽勝じゃん」

と思われるかもしれません。

それは人によります。

 

3. 何がつらいのか

 

お客様の一言一言がとにかく傷つく。

いや、常に楽しくお喋り出来て、気遣いも完璧な子は、ダメ出しされないと思いますが、そうでない子は、お酒が入ったお客様にボロクソ言われます。

 

そして記述していませんでしたが、

私は病気になる前は要は「メンヘラ」の部類でした。

ストレス体性が弱く、つらい事があると、

ヒステリックに泣きわめいている子でした。

 

また、同級生の子達とは普通に楽しく会話する事は出来ていたのですが、

「おじさま達と楽しく会話する」程のコミュニケーション能力は持ち合わせていなかったので、ほとんど会話も弾みませんでした。

 

しかも、「自分は上手く会話出来ない…」とへこんでしまい、さらにテンションが下がる。

こうなると、楽しく会話どころではありません。

 

そして、お客さんにその事を指摘されます。

「元気ないね」「テンション低いね」などなど。

負のループです。

 

4. へこむ日々

 

私が上手く会話出来ないで、落ち込んでばかりいると

「きみは仕事が向かないね。将来は専業主婦がいいんじゃない。」

と言われた事もありました。

会話だけじゃなく、気遣いもあまり出来ていなかったのでこのように言われたんだと思います。

 

この発言が一番傷つきました。

ああ、働く事が向いていないんだろうかと。

 

また、女の子同士の関係もあります。

お店で、ある女の子の誕生日パーティがありました。

もちろん、そのパーティの主役はその女の子です。

 

しかし、バカでKYだった私は(今もそうですが)

その女の子より目立つドレスと髪型で参加してしまったんです。

 

これは、他の女の子の従業員から白い目で見られました。

この失敗は、メンヘラというより、空気読めないから起こってしまった事ですね。

 

5. 結論:仕事には向き不向きがある

 

ここまでパブで働く事の悪い事ばかり書いてきましたが、

向いている人は本当に「稼げる」し、「楽しい」職場になると思います。

明るくて、人に何かを言われても気にしない、気遣いの出来る人が一番向いていると思います。

 

逆に、

  • 人に言われた事を気にしすぎてしまう
  • 気遣いが苦手
  • 空気を読むのが苦手

 

こういう面がある方には、お勧めできません。

 

このパブでは約1年働きました。

その後、病気を発症してからも就活し、正社員として働きましたが、

私には私の向いている仕事があるんだなあと思えるようになりました。

 

水商売が天職の方もいらっしゃると思います。

そういう方は、そのまま頑張って頂きたいです。

ですが、向いてない方も、きっと自分に合った仕事があるので、

自分の場所で輝きましょう。